山ごもりが最強の瞑想法
こんにちは。
なむです。
今回は、山ごもりが最強で瞑想に匹敵するということに気が付きました。
できるだけわかりやすく良さを話したいと思っています。
山ごもり
山ごもりとは?
山ごもりは、普段都会や市内に住んでいる人が山などの自然豊かなあまりお金の使いどころのないところへいき、こもることです。
そこでは、喧騒から離れてリラックスさせる目的や、勉強に専念するためなど、ひとさまざな理由があるでしょう。
仙人が山にこもっているイメージではないですね。
山にも山の程度がある
合宿や、派遣でなど、人が山にこもるのにはわけがあります。たいてい。
山にも山の程度があるといいましたが、コンビニまで歩いて15分だとか、電車やバスの交通網が豊富だったり、近場にカフェや遊ぶところがあれば、山なのに山ごもりなんてできていません。一応山で空気もよいのですが…。よく、山に来て欲望やお金をリセットしようと思った、なんて訪れた山がさきほどのような山だとむしろ観光なんていってお金は出ていくことですし、自分の気持ちをリセットすることなんてできません。
わたくしはそのような山にはじめはいたのですが、観光客も多く、コンビニや小売店も多く、若い人が多かったため、自分と向き合う時間はあっても集中することは全くできませんでした。むしゃくしゃしていたのを思い出します。
環境のせいにしてはいけないと言いますが、どうでしょうか。
山の環境を変えてみました。
その山は、本当の山に近い山でした。
コンビニまでは車で20分。最寄り駅まではバスで30分。
見渡す限りお店なんてものはありません。
その山にしてから、自分と落ち着いて対話することもできましたし、焦らずともいいと許してあげることもできました。同年代の若い人もほとんどおらず、ひと自体が少ないので精神が安定します。
いいことだらけだったので、この記事を書いてみようと思いました。
山ごもり最初は不安だったけど?
山しかない山にいくときに、「必要なものが出てきたらどうしよう?」とか、「コンビニ無いの耐えられるのかな?」「暇なときは何しよう?」なんて不安で仕方ありませんでした。
けれど、3日も経たないうちに慣れてしまいました。
本もたくさん持ってきていたし、Wi-Fiも宿にありました。
イマドキの山は、普通にインターネットがつながります。
まぁ、本気の人はインターネットさえ遮断してしまうのでしょう。
山ごもりのメリット【その1.ストレスがなくなった】
初めはなぜストレスがないかわからなかったのですが、一番大きいのが圧倒的に人がいないということです。それに、同年代の人が多いとそれだけ時間も気力も吸いとられてしまいます。人がいない分、窮屈さというか、人をよけたり他人のことを考えたりという時間が無くなりました。人と会話をせずとも人をたくさん目にするだけで疲れます。それは、都会がわたくしには合っていないかと申しますと、そうではないのです。わたくしもそうでしたが、あなたもそうだと思います。都会や市内にいても何も感じていないように、全然平気だよと思うかもしれません。しかし、ひとたびこのような自然豊かなところへ山ごもりしますと、「あぁ、わたしって疲れていたんだ」「自分と向き合えていなかったんだ」と思うと思います。
山ごもりのメリット【その2.お金がたまる】
お金をなにかのためにためたいと考えるのなら、山ごもりは都合いいと思います。
コンビニなどが、すぐに行ける距離にないため買いに行くのも断念します。都会や市内のように歩いていればいつでも出会うコンビニは買うものがなくてもついつい余計に買ってしまいますし、時間の無駄でもあります。
そんなコンビニやお店が周りにない山は本当に無理しないでお金を貯めることができます。コンビニやお店が目の前にあるとガマンしたり、「行く」か「行かないか」を無意識にジャッジするので脳は疲れます。
もうないのが当たり前となってしまえば、本来だったらコンビニに行く時間を何か違うことに当てられます。お金も同じです。
山ごもりのメリット【その3.読書量が増えた】
読書がいいわけではありません。わたくしの場合は読書時間と量が増えました。
おそらく、メリット1の人によるストレスが無くなり、自分と向き合う時間が増えたため、読書することが増えたというのと、メリット2のそもそも娯楽がないので、読書が一番の娯楽になったということがあるのでしょう。
もしかしたら、勉強の時間が増えるかもしれないし、アイディアに恵まれるかもしれないし、絵を描いたり、詩を書いたり、裁縫をするかもしれません。
しかし、どれもまた自分にとっていいことではないでしょうか?
山ごもりのメリット【その4.健康になる】
わたくし、まだなんたって20代なんでそもそもわりと健康なのです。
しかし、甘いものが好きで、それが身体に悪いと知っていながらずっとやめられませんでした。毎日1つはなにか甘いものを食べますし、ひどいときは3つ食べます。しかもかわいいサイズじゃないです。
となり、今年の目標に甘いものを断つというものがあります。それはもう破り捨てられてしまったのでしょうか?
別の山にいたときも、平気で甘いものを食べていました。それに、飲み物も毎日買っていました。しかも甘いもの。
こんな生活、身体に悪すぎますよね。
でも、もう仕方ない、治らない!と割り切っていました。
ですが、ここにきて、山を変えてから、10日お菓子を口にしていませんし、飲み物もずっと水です。
ここまで甘いものを絶ったのは初めてです。
でも、無理は一切していませんし、いらいらもしませんし、欲しい!と思ったことも一度もありません。
手に入る環境にあると人は欲しくなるのですね。
そして、食事は朝昼晩と大盛のごはんにバランスの取れたおかずとみそ汁、山菜みたいなものを食べていましたら、心の調子がいいのですね。途中でおなかがすいたりもしません。
山ごもりのメリット【その4.山ランは気持ちいい!】
山でのランニング、もちろん道路の上ですが、ランニングをするのはここまで気持ちいいものか!と思いました。出身地もすぐ行けば山があるところなのですが、本当に街と遠く離れた”山”中の”山”って心地いんです。
風になびかれたたくさんの花や葉のさわさわした音を聴きながら、蝶々が走っている足を追いかけてきて、懐かしいにおいがすると思ったらあけびかな、なんて思ったりして、本当に爽やかな気持ちになります。
今や、VRなんてものがあったり、4Kの画面で大自然を眺めたりなんて、当たり前になっていますが、実物はそれの30倍くらいにあたいする心地よさです。
山ごもりのメリット【その5.瞑想効果】
瞑想って難しくないですか?
座り方があって、背筋を伸ばして、雑念を取り払ってって。
今日できたとしても、明日やるか分からない、みたいな。
けれど、山にいると、山にいるだけなのに瞑想効果があると思いました。
自然の植物が風に揺られて、音もさわさわしていて鳥が鳴いている。そんなところにいるとなにもしなくても瞑想とおんなじ状態になってしまうのです。
そして、おのずと、こうしよう、あぁしようと気づいたら心や能の整理が完了しているのです。
不思議ですけど、自然の力ってなによりも強いんだなぁと改めて実感しました
おわりに【山ごもりはしあわせ】
長期になるとわかりませんが、有給や夏休みなどをつかって1週間~3カ月程度でしたら、やまごもりはとってもいいです。
はっきりいって、今が一番幸せなんじゃないか、と思えるくらいいい暮らしをしている気持になります。
テーマパークや海外で幸せを感じることができるかもしれませんが、あまりにあわただしく、自分と向き合うことや自分の気持ちよりも、SNSのことや他人や世間の目を意識することが当然となってしまった今だからこそ、
なんでもない”山”が究極の自分へのご褒美なのかもしれません。