無計画ヨーロッパ旅(トルコ編)
やあ!
なむです。
「こんにちは」、「こんばんは」、「おはよう」
をすべてに総括できる「やあ!」って最強です。
さて、今回は21歳の暮れに決行した、
菅田将暉くんとの(正しくはそっくりな人物との)ヨーロッパ無計画旅のお話を記録させ
ていただきます。
費用がそんなに掛からない無計画旅の神髄
費用がそんなに掛からないと申しましたが、菅田将暉くんがお小遣い以外分すべてを負担してくださいました。菅田将暉くんには生涯をかけて償わなければなりません。
いって、ひとり13万円で、渡航費、宿泊費、観光費をまかない
「トルコ」「イギリス」「フランス」「厦門(アモイ)」を17日間くらいかけて回りましたね。
旅は無計画でいきました。出国のチケットはわずか1週間前くらいにとりました。
初めはトルコのイスタンブルにつくようにしましたが、宿も次の渡航先もきめていませんでした。ですがわたくしは、心配事はありませんでした。
なんたって旅慣れした菅田将暉くんは世界一周を45万円で成し遂げたことがありますからね。そんな彼のプランには何の不安も抱きません。
チケットはスカイスキャナーでとっています。
トランジェットがあるものや、遠回りなものは安く取れます。
時間はあるけれど資金を節約したいひとなんかにはお勧めです。
わたくしたちも23時間のフライトとか、
ロシアでのトランジェットなどもありました。
さあ、いよいよ冒険です!
一か国目はトルコ!
トルコ
トルコは、一度将暉くんが訪れたことがあります。
なので、イスタンブルのバザールや遺跡を案内してくれました。
わたくしは、バザールや市場の「チョコレートを吟味する地元のおっさん」にならって、チョコレートをパクパク吟味していたのですが、将暉くんに注意を受けました。
トルコで習字は売れるのか?
そのあと、イスタンブルの広場でわたくしの誕生祝で、書道を披露(有料でプレゼント)することになりました。わたくしは、字がうまいと自負していまして、学生の頃は金賞も銀賞ももらえずに、この字の良さが分かってもらえないことに学校側に不信を抱いていました。
30分で2000円くらいは稼げたのではないでしょうか?
そのあと、カドゥキョに行きました。
イスタンブルからカドゥキョまでは船が出ています。
ちなみに700円くらいで行けます。
日本でこの手の船だと3000円しますね。
カドゥキョにつきますと、物価がさらに下がっていることに驚きました。
そして、なんといっても若者が多い!もはや、溢れていました。
イスタンブルは日本でいう南青山(単なるイメージです)
カドゥキョは日本でいう原宿(〃)
そして、イスタンブルにはたくさんいた猫がカドゥキョではあまりみかけませんでした。
トルコの気球に乗ってみたかったのですが、そこは資金と今後の予定を見て断念。
次行くことにしました!
トルコの宿は?
さて、トルコの宿ですが、わたくしたちふたりは、”ブッキングドットコム”を活用しました。ブッキングドットコムはほぼ全世界のいたるところの宿が登録されています。ゲストハウスやドミトリーもたくさんあります。
そこから、安く評価もまあまあなゲストハウスに泊まりました。
結果的に言うと、ゲストハウスの良さはイギリス、フランスよりも断然トルコが優秀でした。低価格で親切でユーモアあるスタッフとごはんのおいしさで本当にすごくよかったです。
私たちが選んだゲストハウスには高確率で朝ごはんのバイキングやコーヒーチャイ、ジュースのサービスがありました。
Wi-Fiもどこも完備していますし、ほとんどシャワーとトイレも部屋についていました。
洗濯も頼めましたが、洗濯はゲストハウスによっては有料でした。
騒音とかも特になかったのですか、
週に何回かお祈りなのか朝から歌が流れますが、なんだかシュールでした。
トルコの人は朝が早いです。
トルコでブッキングドットコムが使えない?
わたくしたちは、ブッキングドットコムを使おうとしたのですが、どうも予約ができませんでした。ちゃんとよく調べていないのですが、ブッキングドットコムはトルコ国内で認められていないようでした。ネットで調べると、「VPN」というモードにするといいらしく、アイフォンの将暉くんはアプリで、わたくしはVPNモードが入っていましたので使えました。
トルコの野良犬「カンガルー犬」は初めて見たとき怖かった。
トルコについたとき、はじめはイスタンブルでも隅の方でした。ですが、歩いて移動できると思った私たちは、海の駅のほうまで歩こうとします。
そこは、国道並みに大きな車道にわずかな歩道がある道でした。
歩いていると、立ったら人より大きいのでは?という犬がうろついていました。
わたくし、じつはあまり犬が得意なものではないので、「引き返そう」と将暉くんに言ったのですが、ここまで歩いてきて5㎞、その巨犬を振り切らないと目的の駅までたどりつきません。ですが、怖がっているわたくしたちになんとわんちゃんは「ヘッヘッヘ」と舌を出しながら走ってきました。もう、500メートルというところでわたくし、死にたくないと泣きだしました。将暉くんはタイの野良中型犬3匹にも勝てるのですが、恐怖心に滅入ったわたくしをみて、仕方なく何車線もある車道を渡って車道と車道の間の幅1メートルない安全地帯(とよぶだけで不安全地帯)に一旦避難しようという戦略を提示してきました。わたくしからしたら、車ビュンビュンのところを渡るのも「死」の可能性はあるともみたものの、車の恐怖より迫りくる犬のほうが怖かったので、車道を選びました。なんとか、不安全地帯についたら、犬はこちらを寂しげな眼で見つめた後去っていきました。
このあとも、立ったら人間に匹敵する大きさの犬がゴロゴロ現れました。
たまに、おちくぼんだ野山の下に10匹以上の群れがあり、さすがの将暉くんも「そこにぶちこまれたら死ぬわ」と言っていました。
人が勝てないレベルの犬です。
そして、イスタンブルでも中心地の広場にやってきました。
ふつうに犬がいます。
観光客の後ろをついていき、けれどなにもしないという犬がたくさん。
それに、誰も何も気にしていません。
スーパーの前に犬が寝ていても、
広場で巨犬たちが全力疾走していてもみんな真顔です。
なんで?と思って
危険はないのか、調べてみました。
すると、彼らはカンガルー犬といって、トルコの犬だそうで
トルコの人々は動物を大切にするため、カンガルー犬も野良ではありますが
一匹一匹きちんとやることはやって放しているようです。
よくみるとかわいそうなカンガルー犬は一匹も見かけず、みんな無邪気でした。
ちなみにカンガルー犬は高級な犬です。
トルコではあんまりビールがない
トルコは飲食店にほぼビールや酒を置いているところがありません。
ある地帯では、一店舗。高級で客も欧米人ばかりの店では酒が置いてありました。
カドゥキョの方多かった気がします。
トルコでのお気に入り
トルコでわたくしのなかで大ヒットしたのがこれです。
これは、小売店やスーパーなどいたるところに売っています。
ラッシーを甘さを欠いて塩分を少々たしたような味です。
これが、めっちゃおいしいんです。
はまってしまって、このあとに1リットル。
その翌日には2リットル?か1.5リットルのを購入して飲みました。
一週間ほどの滞在で毎日飲みました。
次に食べ物のヒットがこれです。
ええっと。イスケンダルという料理なのですが、左の料理ですね。
これが本当においしすぎて、トルコといえばシシカバブみたいなイメージありますが、
このイスケンダルも毎日食べていました。
白いこんもりとしているのがヨーグルトで、ケバブの下にポテトがいい具合にソースがしみていてとってもおいしいです。
イスケンダル日本円で400円くらいです。
食前からあるパンやナン(店によって違う)は、基本的にはどこのお店でも食べ放題です。無料です。お通しが無限でついてくるみたいなかんじです。
ちなみに、ピザみたいなのがピタで、右側のが鉄板スープです。茄子とトマトが入っています。
イスケンダルのソースがおいしくて、どうやって作っているのだろうと、気になり
スーパーにヒントを探しに行きました。
すると、わたくしたちの見解ですが、
「バーベキューソース」というものがありました。裏面を見たりパッケージを見ると
なんだかイスケンダルに使っていそうな気がしました。
日本でもイスケンダルのレシピを見て作れそうですね!
今度作ってみます。
トルコの詐欺師
トルコにも詐欺師はいるそうです。
わたくしたちははじめ、電車の乗り方が分からず
紳士的なトルコ人二人組のうちの一人が工面してくれて電車に乗せてくれました。
電車に乗っている最中は頭のいい将暉くんが詐欺かもしれないと不安そうにしていました。ですが、ただの親切なトルコ人お兄さんでした。
そのあと、イスタンブルの街中で、二人組のトルコ人お兄さんたちが近づいてきて
「日本人?日本好きよー!」とワールドカップで自国が勝ったのかというテンションで近づいてきました。名前を聞かれたので本名をこたえると「バナナ?オー!バナナ!」
「バナナとマサキ(仮)、一緒に遺跡見に行こうぜ!」と言ってきました。
ですが、もちろん詐欺だとわかっていたので断りました。
じゅうたんを売られるのが落ちですね。
日本語が上手な外国人にはわりと気を付けたほうがよさそうですね。
しかし、日本語がうまいトルコ人の中にもいい人はいます。
ヤマハのピアノ店でベンベン音を鳴らして得意げにしていたら、紳士なトルコお兄さんが来て、ジブリの曲を弾き始めました。痛く感動して、いつの間にか人が集まり拍手喝采でした。普段はこうやって引いてくれることはなさそうなようすで、スタッフも驚いていました。動画をとっていたのですが、小指で音をとるところの穴をふさいでいて肝心の音が取れていなかったです。
トルコの情勢
トルコへ行く前には何人かに反対や懸念もされました。
しかし行ってみると、非常に穏やかな国なのが分かりました。
渡航に反対してくる人たちはみんな慎重で神経質なんだなと思っていましたが、
帰国後すぐに、トルコのイスタンブルでデモ?があったようです。
周りの人の忠告にも耳を貸したほうがいいですね。
大人が言っていることですし、なんならしっかり情勢を把握することは大事です。
トルコの歴史を知ってからだともっとおもしろい
飛行機などが長い場合は行く国の歴史を見ておくも楽しいかもしれませんね。
わたくしも、オフラインネット本アプリでイスラムの歴史漫画1冊をいれておきました。
事前にも少し調べたのですが、漫画で見てもおもしろいです。
トルコの人々はかつてオスマン帝国の人々の遺伝子を継いでいるのかと思うと感慨深いです。とっても強い人種だったのですね。
トルコの地を歩いていても一味違う見え方がしますね。
トルコのおやつ
トルコのおやつはとっても甘いですがとってもおいしいです。
上のチョコレートケーキはシロップがしみしみに染みこんでおります。
ここは、本当においしい。イスタンブルのジェラートやさん。三つの味を楽しめました。
写真もろもろ
イギリス編とフランス編はこちら
トルコの次にイギリス行きました
続いては、フランス