パワーハラスメントをしてしまう人、イライラの気持ちを抑える工夫
どうも。
こんにちは、なむです。
今回は「パワーハラスメント」についてのお話です。
パワーハラスメントを受けた側なのですが、パワーハラスメントをした側としても思考を巡らせ、策をお知らせしていこうと思います。
- パワーハラスメント
- さいごに
パワーハラスメント
パワーハラスメントって?
パワーハラスメントとは、学校や職場、取引先などで立場や役職が上の者が、上下関係を利用していじめや嫌がらせをすることです。
代表的なのは「言葉」のハラスメントです。
他にも、仕事の妨害や無視、暴力などもあります。
これらは、裁判にも訴えられることも。
パワーハラスメントを受けやすい人
パワーハラスメントを受けやすい人の特徴…
・やさしい、やさしい顔つき
・動きがていねいな人
・その職場の業務があっていない人
・パワハラ加害者とそりが合わない人(価値観が違う)
・我が強くない人
パワーハラスメントをする方には「お気に入り」がいるので、そういった人たちにはパワーハラスメントをしません。むしろ、なにをしてもたいてい怒りません…
パワーハラスメントをしやすい人
パワーハラスメントをしてしまいがちな人の特徴…
・今の職場の業務内容が向いている(その職務の仕事がデキる) (・今の仕事が好き・長年務めている(業界にいる)も含める↑)
・自分に自信がある
・要領がいい
・教えるのが苦手
・瞬発力があり短気
などがあげられます。
パワーハラスメントしやすい人は自分がまさかパワーハラスメントをしているものだと知りません。知っていても一切悪いと思いません。なぜなら、仕事ができない奴のほうが悪外であり邪魔だと思うからです。そりの合わない人間も同様。思っていた通りに動いてくれなかったりすると怒りが沸き起こります。
パワーハラスメントをついついしてしまったとき
◎パワハラしてしまったと思った人は偉大な人です
あなたがもし、万が一、自分がパワーハラスメントをしてしまったときづいて自分でもどうにかしたい(自分も部下も含めて)と思ったならそれだけでも偉大な人です。やってしまったことは取り返しがつきませんがどうにか対処したいという心持ちはなかなかひとなみの人間のできることではありません。すごいです…。
ついついしてしまった…なんていっていますが、これだけ世の中は進化・発展してきているのに、まだそのやり方、すなわち「パワーハラスメントの行使」はかなりやり方が古いと言えるでしょう。
蛇足ですが、奴隷を使う時代や大量生産の時代には「パワハラの力」は効果があり必要であったかもしれませんが、今の時代は発展してきているということをお忘れしてはなりません。「今の若いやつは…」となげいていては、時代に淘汰されていきます。
なおさら、時事問題や経済、さまざまな教養をお持ちのことなら…
◎なぜ俺はパワハラをしてしまったんだろう?
それは、自分がデキるゆえにデキない人のきもちがわからないからです。
「パンがないならお菓子を食べなさい」というひとと一緒です。
それくらいできるのに…
なんでやつはできないんだ!?
というきもちがイライラに変わり、つい「口走って」しまいます。
「おせーよ」「出来の悪い奴だなあ」「お前は使えない」
などと。
そして、間やタイミング、呼吸が合わない人にもしてしまいます。
それはなぜか?自分にとって不快な間だからです。
気が強い短気な人にありがちです。
これで、仕事がデキるひとであれば(短気×仕事がデキる)、
その反対の性質の人が不快な人として映ります。
まぁ、よくいえばデキる人、悪く言えばわがままです。
いままで、努力もそれなりにして仕事がデキたあなたはすごい逸材にほかなりません。
◎あなたは運がいい
運?運の話?
ちがいます。
あなたは仕事がデキます。
しかし、では楽器ができますか?
絵がうまいですか?
おもしろい芸をできますか?
ちょっと極端ですが、
サラリーマンの仕事が超絶できてしまうためパワハラ上司だったマスオくんが、
ジョブチェンジをしてイラストレーターになったとします。デジタルで書くのでソフトを使いこなせなくてはなりません。しかし、使い方を一発で覚えろ!と上司に言われますが、とてもじゃないけれどそんなのできません。一発どころか3回やってもぎこちないです。
このように、パワーハラスメントをしてしまう人は仕事がデキるのですが、それは、今の職場の仕事がたまたま運よくできただけであって他の職種だと務まらないことが多いです。ビギナーになれば、できない人のきもちがわかります。
一旦、自分の得意とはかけ離れたジャンルの習い事やけいこなどをしてみると、分かると思います。できない人の気持ちやビギナーのきもちを。
あなたがデキることに出会えたことは運がなによりもいい証拠です。
◎自分の当たり前は他人にとって未知で不可解きわまりないことは今後の常識。教科書にも載せたいくらい
たとえばあなたが、「服のまんまお風呂は入らないわありえない」と言ってBさんが「えっそうなの?!」と言われるくらい、自分のあたりまえは他人のあたりまえではないことを知りましょう。
ちょっと、おっさん、若い子は常識がないとかそういう話ではないんです。
だから、自分の言うことや認知していることが、すべてあいてに了解済みと思ってお話をされるのは危ないやり方です。
部下のせい、仕事がデキない、頭が悪い、とすべて相手任せにしてはなりません。問題がおこったときは、自分を学ぶことを忘れてはなりません。視点を変えるのです。
(だから、想像力が必要なのですね…)
◎巨匠のアドラー氏「怒ってしまうのは、自分にとって楽だから」
なにか、見当違いなことをされたり嫌いな部下がいて怒ってしまう。しかし、
怒りは自分の本質的な感情ではなく、第二次感情です。
では、本質的な感情とは?
→たとえば、部下が思い通りに動かなくて怒ったとします。
怒りではなく、その内面には「部下に期待しているのに期待通りにならなくて悔しい」とか「部下が自分の思い通りに動いてくれないと仕事が間に合わないから焦る」などという感情が隠れているそうです。
怒ってしまえば、部下を従わすことができて、考えなくても一瞬にして思い通りにできてしまうのです。
そんなとき、あなたは思考停止状態であり、部下を従わせることができるのも一瞬の効能です。
◎パワーハラスメントをしそうになったら
・自分のあたりまえは地球人と宇宙人なみに、他人にとってはあたりまえじゃないことを自分に言い聞かせる
・怒る前に、「じゃあどうしたらいいか?」という視点に立って話したり考えたりする。
・ものごとを伝えたり指示するときに「あれをこうやっといて」などと言わずに分かりやすい形で具体的に伝える。
◎パワーハラスメントをしてしまう人におすすめの書籍
・「嫌われる勇気」
・「図解モチベーション大百科」
こちらはかなりおすすめです。
これで、あなたも本物の一流仕事人ですね。
かっこいい!(20代女子の声)
わたくしパワーハラスメントを受けて1年
なむのパワハラ事例
初めに言います。上司のおかげで仕事がデキるようになりました。
しかし、パワハラの風評被害はいまもなお心の傷となって残りつつあります。
「あわてんぼう」といわれるようになった
パワハラを受けてから、派遣で様々な職場に行きますが、上の立場の人からは良く「あわてんぼう」といわれます。
それは、言われるのが怖いからです。
上司がいい人でも過去のトラウマにより、「急がなきゃ(殺される)」みたいな強迫観念がかなりのこっています。
パワハラの被害「自分の信念より相手のために」まさに奴隷化
パワハラを受けていた時、わたくしはひそかにシンデレラとよばれていました。
シンデレラそのものだったようです。
「仕事のために抗したいから」というより「上司の機嫌や意向」を最優先してしまうようになりました。
今はこの癖を取り除くように意識して生きています。
パワハラ被害者も加害者
わたくしたちも、じぶんの見定めが甘いがために、「適職」についたひとたちの迷惑をかけてしまっています。早い段階で自分のあるべき場所を見つける努力が事ら側にも必要です。
そういった意味で、自己分析や転職は大事です。
自分が加害者となって被害者をだすまえに。
さいごに
パワハラは淘汰されなくてはいけません。
そのために今後もいろいろな方法を試したり学んでいきたいと思います。